タングステン加工事例
タングステンの加工事例を紹介します。
タングステンは、高い耐熱温度などの熱的特性や高い放射線遮蔽特性などに優れ、その特性を活かした用途に使われています。
加工性は、工具摩耗や製品でワレ、カケが発生し易く難易度が高いため、独自の切削技術を要します。弊社では長年の経験より加工技術を確立しています。
素材を社内在庫しており、短納期対応が可能です。
タングステンの代表的な特性
項目 | 純度 (%) |
嵩密度 (g/㎤) |
ビッカーズ硬度 (GPa) |
ヤング率 (GPa) |
融点 (℃) |
再結晶温度 (℃) |
線膨張係数 (×10-⁶/℃) |
熱伝導率 (W/(m・K)) |
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化学式 | ||||||||
W | 99.95~ | 19.3 | 4.2 | 403 | 3,422 | 1,150~1,350 | 4.5 | 168 |
※詳しくは弊社加工材質ガイドをご参照ください。
素材特性を利用した用途
項目 | 特徴 | 用途 |
---|---|---|
高い耐熱温度 低熱膨張 高熱伝導 |
・融点が3,422℃と大変高く、高温下で使用できる(非酸化性雰囲気)。 ・熱膨張係数が低く、歪み、ソリが発生しにくい。 ・セラミックスのAlN、Al2O3などと、熱膨張係数が近い。 ・熱伝導率が高く、熱伝導効率が良い。 |
・熱間で使用される部品。 ・ヒーターや端子部品。 ・熱伝導効率が要求される部品。 ・放熱用途。 ・放射線遮蔽部品。 ・質量が必要な部品。 |
放射線の遮蔽 | ・放射線が遮蔽できる。 | |
高密度 | ・嵩密度19.3と高く、単位体積当たりの重さが大きい。 | |
耐薬品性 |
加工可能なサイズ
項目 | サイズ(mm) | 項目 | サイズ(mm) |
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板 寸法 | 400×600×30 | 穴径 | Φ0.1~ |
丸棒寸法 | Φ100×300 | 穴深さ | ~300 |
溝 | 幅0.2~ | 穴数 | ~300 |
段差(凹凸) | ~100 | ネジ | M2~ |
株式会社トップ精工
〒526-0105
滋賀県⻑浜市細江町1197-4
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