社員紹介

04 海外営業

蒲生 潤
  • アメリカ現地法人「Top Seiko USA, Inc.」CEO
  • 龍谷大学 経営学部卒
  • 入社11年目

アメリカ拠点を立ち上げ、
世界を舞台にビジネスを展開

大学時代にもっと世界を見たい、知りたいという思いが募り、バックパッカーとして旅すること決意。1年間休学して30カ国を回りました。その時の経験が私の職業観を作ったといっても過言ではありません。生まれ育った長浜市に根付きながら、地球規模の視野で行動する「グローカル」な働き方がしたいと考えるようになりました。
こうした自分の希望を最も叶えられそうだと感じたのがトップ精工です。世界で戦える技術力に加えて、浅井会長の人柄や海外展開に対する熱量に感銘を受け、この人と一緒に働きたいと思いました。

私の仕事紹介

入社後、まずは国内で製品知識やコミュニケーションスキルなど、トップ精工営業としての土台をしっかり身につけることに注力。浅井会長から薫陶を受け、経営視点の決断力と実行力を培えたことは私にとってとても幸せなことでした。転機が訪れたのは入社6年目のことです。海外のお客様を何とか増やそうと、半導体関連の展示会に出展したり、ブログを開設してトップ精工が持つ技術情報を英語で発信したりと、地道な活動を続けていたところ、ある海外メーカーから難加工案件のお引き合いをいただき、信頼を獲得することができたのです。それを契機に海外売上が急増、2023年にアメリカ・シカゴに子会社の「Top Seiko USA, Inc.」を立ち上げるに至りました。現在はそのCEOとして、主に既存顧客の対応と、北米・中南米市場での新規開拓に鋭意取り組んでいます。
暗黙の了解が通じなかったり、想定外が当たり前だったりと、アメリカで商習慣の違いを感じることは多々ありますが、お客様の課題の本質をつかみ、トップ精工ならではの価値を提供するという活動は同じです。ただ、ビジネスのスピード感が日本と比べて圧倒的に違う。そのスピード感に勝っていかなければいけないのでしんどさはありますが、医療機器・航空宇宙・エネルギーなど、各分野の世界最先端技術とビジネスチャンスが集まる場所なので、常に新しい刺激に満ちていると感じます。

トップ精工のいいところ

トップ精工で働く一番の魅力は、社員のボトムアップ提案で事業や変革がどんどん生まれるところ。それはつまり、自分で考えて行動に移せば、若手でも活躍のチャンスが豊富にあることを意味しています。私自身、自分が海外事業を伸ばすんだという思いで仕事に取り組み、多くの出会いに恵まれながら成長することができました。
お客様の課題は大きく「良いものを作りたい」「安く作りたい」「早く作りたい」「その他」の4種類あって、トップ精工が選ばれる理由の多くは4つ目。「どこに頼んでもできなかった」というケースです。当社が得意とするセラミックスや高融点金属の小さくて複雑な加工は、世界でもエキスパートが少なく、いわば伸びしろしかありません。そういうユニークな強みをもっと広く、深くアピールし、地球の未来づくりを担うお客様と良きパートナーシップを築いていくことが今後の目標。そして、共に汗をかきながら挑戦する日本のメンバーと「世界のトップ精工」を実現させていきたいと思っています。
当社に興味を持っていただけたらぜひ、扉を開けてみてください。好奇心が旺盛な方、自分から行動を起こせるバイタリティーを持った方、状況変化に対応できる柔軟性のある方にとって、おもしろさとやりがいが詰まった会社です。私ももっと成長していきたいので、一緒にがんばりましょう!

OFF SHOT

私のアメリカ赴任に伴い、家族でシカゴに移住しました。新しい環境のもとで楽しく仕事に打ち込めているのは、家族の支えが大きいと感じています。子どもには海外生活を通じて、多様 な価値観を受け取りながら、心豊かに育ってほしいと願っています。

※インタビュー内容は2024年5月時点のものです。