社員紹介

01 加工技術

工藤有紗
  • 茨城大学工学部機械システム工学科卒
  • 機械系専攻
  • 入社2年目

モノづくりを通じて
宇宙産業の発展に貢献したい

幼い頃、家族と一緒によく天体観測をしていて、人工衛星「はやぶさ」に興味を持ちました。そんな私が描いた将来の夢は、モノづくりを通じて宇宙産業の発展に貢献すること。夢はいつしか志に変わり、大学時代に幅広く工学知識・技術を習得してトップ精工へ。入社を決めたのは、3年次の夏にインターンシップに参加したことが大きかったです。セラミックスをはじめとする難素材をミクロン単位の高精度で複雑形状に仕上げていく加工現場を目の当たりにし、私もやってみたいと思いました。

私の仕事紹介

加工技術職として、主にマシニングセンタを使ったテスト加工に取り組んでいます。当社が手がける案件は、ほぼ全てがお客様のご要望にゼロベースからお応えしていくオーダーメイドのため、加工条件の探求が欠かせません。どうすれば狙った寸法精度を実現できるか、どうすれば今よりもっと生産性を上げられるか。切削速度、回転数、使用工具などを検討し、プログラムを組んではマシンのスタートボタンを押すトライ&エラーを繰り返しています。正解が未知であったり、1つではなかったりするところが、この仕事のおもしろさ。大学時代の研究にも似ていて楽しく、トップ精工で働く魅力だと感じています。
もう1つ、私にとってモチベーションになっているのは、自分が関わった製品が社会のどこかで誰かの役に立っているという事実。当社の製品は航空宇宙分野でも活躍しているので、幼い頃、星空を眺めていた時の記憶が蘇り、よりワクワクします。

トップ精工のいいところ

部門の違いや入社年次に関係なく相談できる風通しの良さです。テスト加工を進める中で、困難に出会わない日はありません。自分の中では「万策尽きた…」と途方に暮れる瞬間も。でも、そんな時、直属の先輩だけでなく、設計や品質保証といった他部署の方々からも「こうすればできるんじゃないか」とアドバイスをいただけるので、突破口が見出せます。日々多くの人とコミュニケーションを図って学び、自分がどんどん成長していける。そんな恵まれた環境です。

OFF SHOT

私は琵琶湖の湖岸道を通って自転車通勤しているのですが、帰宅途中に目の前に広がる夕景色が特に美しく、癒されます。
レトロでエモい街並みが多く残っているのも長浜市の特徴。休日は、細い路地にも入ったりしながら散策や素敵なお店探しを楽しんでいます。

※インタビュー内容は2024年5月時点のものです。